一点しか無いレンズ肉厚を、探して測る
非接触レンズ肉厚測定機
CTgauge S / CTgauge R
レンズ中心肉厚の非接触高速測定が実現しました。
同時に⊿H(Sag)測定も可能。
合否判定機能を搭載し、検査成績書出力が可能です。

特徴① 「 レンズ中心厚は触れないで、正確にはかりたい 」
接触式の課題を克服した画期的装置

レンズの中心厚は図面に記載されていながらこれまで正確に測れていませんでした。一方、実際の光学設計に於いてはレンズ同士の間隔は益々狭まって来ています。従って正確な中心厚測定が必要とされていますが実際の主流の測定方式は接触式です。接触式の最大の課題は接触傷と測定箇所の特定が難しい点にあります。
←主流の接触式測定
特徴①-1 非接触自動測定

非接触での自動測定が可能 (特許申請中)
【 独自の中心厚解析方式 HYPAS 】
高輝度マルチカラー共焦点変位計と高精度Z軸変位用エンコーダーを駆使。
独自の肉厚解析方式(Hybrid Peak Analysis System : HYPAS(ハイパス))で自動検出。
【 測定原理と測定方法 】
変位計を装置背面支柱に配置された2本のLMガイドに沿って上下に滑らかにスライドさせます。
加えて変位計自体の測定値とのコンビネーションによってレンズの幅広い厚み変化に対応する事が出来ます。
【 凸レンズと凹レンズ 】
凸レンズはWDから遠い方向、凹レンズはWDから近い方向の変位を読む事で肉厚変化を感知することができます。

特徴①-2 高速測定

高速測定への進化
【 ラインスキャン方式 】
以前はステージピッチで毎回高さ情報を取得していました。今回はこの情報を一旦全て取り込み後、演算で等ピッチ間隔の情報としてカウントします。これにより従来機の10倍以上の高速測定が実現しました。

【 自動検出方法 】
中心厚は中心近傍にしか存在しません。しかも一か所しかないのでXYスキャン結果の最大最小値がその答えとなります。正に自動検出プログラムのなせる技です。
特徴①-3 3Dマップ表示

測定データを視覚的に捉える
【 3Dマップの表示 】
以前はステージピッチで毎回高さ情報を取得していました。今回はこの情報を一旦全て取り込み後、演算で等ピッチ間隔の情報としてカウントします。これにより従来機の10倍以上の高速測定が実現しました。