コマ収差量をトリガーにして、レンズ設計・組立の自由度をあげる
清原光学偏芯調整システム
コマ・フリンジアナライザー CFA-1
鏡筒レンズなどの偏芯・組立調整に最適
コマ収差をモニターで確認しながら偏芯調整を行うシステムです。
特定のレンズを動かして調整することで、レンズ設計・組立の自由度が上がります。
鏡筒レンズ、スマートフォン、携帯電話搭載用レンズの組立調整に最適です。
干渉計でありながら振動に強い
干渉計は振動を受けると精度に影響を与えます。
本装置は振動に強く、除振台は必要ありません。その上、安定的な測定結果が得られます。
開発の経緯
近年、光学レンズの小型化、高性能化が求められております。そのような状況の中で、人間の目による検査方法はもう限界が近づいております。そのため小型化、高性能化に伴い、レンズ設計、組立作業の効率化も求められるようになりました。本装置は、デジタル干渉計を使い、コマ収差量をモニターで測定しながら調芯が出来ます。ただ干渉計は振動によって精度に大きな影響を受けるという弱点があります。その弱点を克服し、「簡便で、振動に強い干渉計が得られれば調芯に役に立つのではないだろうか?」という想いから本装置は開発されました。