特徴①測定と3Dmap レンズ中心厚測定を『極める』
1、非接触自動測定
レンズに触れない非接触自動測定
レンズ中心厚は設計図面に明記されながら正確に測る事が難しく、「接触式」が主流です。
「接触式」では精度はメカ構造に依存し、「測定傷」が課題でもあります。
正確に「非接触」で測りたい、自動であれば理想的。本装置はそんな要望に応えて開発しました。
【 測定原理と測定方法 】
2、自動頂点検出・高速スキャン測定
自動頂点検出と高速スキャン測定
任意の測定範囲を自動スキャニングすることにより、頂点を自動検出します。
この機能によりレンズのセンタリングは不要となります。
また、素材による「屈折率」や「曲率半径」を入力する必要はありません。
【 レンズ頂点検出方法 】
採用変位計のZ方向の測定範囲=WD±1.3mmです。スキャンニングXYステージにより、測定範囲内の全ての中心厚を演算し、その最大(最小)値で中心厚を自動で検出します。
【 ラインスキャン方式 】
ステージの直線動作で取り込んだ測定データは、一旦PC側に取り込まれ高速演算処理後3次元解析されます。
3、3Ⅾマップ
視覚的に捉える3Ⅾマップ表示
数値だけの出力では本当に面頂点を捉えているかが分かりません。
そこで本装置では測定毎に3Dマップを出力し、視覚的にも測定の信頼性を高めています。
【 3Dマップの表示 】
表面、裏面を同時表示することが可能です。
またスクロール機能で、3Dマップを回転させ、頂点の座標を表示することができます。